抗がん剤開発における非臨床研究では、細胞株を用いた薬剤感受性試験や細胞株を免疫不全マウスへ移植したCell line-derived xenograft (CDX)モデルを用いた腫瘍増殖抑制試験が行われてきた。近年、がん微小環境の理解と、様々な薬効メカニズムを持つ薬剤の開発により、従来の細胞株やCDXモデルでは臨床での効果予測が不十分であることが判ってきた。がん患者由来組織を免疫不全マウスへ移植したPatient-derived xenograft (PDX)モデルは、がん間質などオリジナルのがん微小環境を再現しており、臨床での効果予測に繋がることが報告されている。
本シンポジウムでは、国内の研究者が利用可能なPDXモデルについて紹介頂くとともに、実際にPDXモデルを抗がん剤開発で使用している研究者から最新の研究を紹介頂くことで、PDXモデルの利用を促進するとともに、PDXモデルのさらなる可能性について議論したい。
オーガナイザー 国立がん研究センター先端医療開発センター 研究企画推進部門 古賀 宣勝
主 催 | 公益財団法人実験動物中央研究所 |
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テーマ | 抗がん剤開発におけるPDXモデル |
日 時 | 2022年11月24日(木)
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場 所 | 学士会館(シンポジウム210号室 懇親会201号室) 東京都千代田区神田錦町3-28 TEL.03-3292-5936 地図はコチラ |
アクセス |
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参加費 | 無料(懇親会は参加費1,000円) |
定 員 | 150名(事前申込制、先着順) |
事前申込を締め切りました。たくさんのお申し込みをいただきありがとうございます。
オーガナイザー 古賀 宣勝先生 国立がん研究センター 先端医療開発センター
<PDXモデルのOverview>
PDXモデルの利活用に向けた調査研究 古賀 宣勝先生 国立がん研究センター 先端医療開発センター 研究企画推進部門 |
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<第1部 PDXモデルの頒布>
高木 基樹先生 | 福島県立医科大学医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター |
福島医大トランスレーショナルリサーチ機構 |
<第2部 PDXモデルの使用>
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