研 究 活 動 研究活動

実中研では、ヒト化マウスやコモンマーモセットなどのヒト化実験動物の開発と、イメージング機器を用いた解析法を研究しています。

事業活動サービス紹介 事業活動(サービス紹介)

実中研は実験動物の作製、新たな動物実験の開発、さらに品質管理まで、アカデミアの研究から創薬支援をワンストップでつなぐサービスを提供しています。

適正な動物実験に
向けて
適正な動物実験に向けて

実中研では動物実験における3Rsに配慮し、動物実験の適正性を自ら審査・点検しています。

すべて お知らせ 研究活動 事業活動 イベント
  • 2024.11.1
    リトアニア健康科学大学(LUHW)医学部・病院と戦略的連携協定を締結

    (公財)実中研は2024年11月1日付で、リトアニア共和国カウナスにあるリトアニア健康科学大学(LUHW)医学部・病院と戦略的連携協定を結びました。主要な連携領域は(1)トランスレーショナルサイエンス、(2)バイオイメージング、(3)腸内細菌研究を通じた医学生物学研究です。特にヒト由来細胞を活用したトランスレーショナルサイエンス、神経変性疾患等における脳内代謝イメージングなどの領域で、実中研が得意とする疾患モデル動物の応用、LUHWが得意とするPET及びMRIの複合システムと分子プローブ設計による代謝イメージングなどでの連携が期待されます。
  • 2024.9.30
    NOG-FcgR KOマウスが第26回MSD Technology Symposiumで、2024年Novel Product Awardを受賞しました

    実中研の米国パートナー企業であるTaconic Biosciences社(NY州、Rensselaer市)は第26回MSD Technology Symposiumで、2024年Novel Product Awardを受賞しました。この授賞は実中研が開発したNOG-FcgR KOマウスのポートフォリオが評価されものです。
    NOG-FcgR KOマウスは、IgG抗体受容体を発現していない世界初かつ唯一の超免疫不全マウスモデルで、抗体を用いた研究、免疫腫瘍学、自己免疫疾患、感染症、再生医療など、あらゆる疾患の研究に貢献しており、今後さらなる活用が期待されています。

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  • 2024.8.31
    ゲノム編集技術によるヘテロ接合型でのエクソン欠損霊長類の作製に成功

    日本医療研究開発機構・革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクトの一環として、実中研 マーモセット医学生物学研究部の佐々木 えりか部長ら、理化学研究所(理研) 脳神経科学研究センター 神経老化制御研究チームの西道 隆臣チームリーダーら、理研 生命医科学研究センター 応用ゲノム解析技術研究チームの岡﨑 康司チームリーダーら、 広島大学統合生命科学研究科 分子遺伝学研究室の山本 卓教授らは、ゲノム編集技術を用いて一部の家族性アルツハイマー病患者で認められる9番目のエクソンを欠失したPresenillin1 (PSEN1) 遺伝子を持つ小型霊長類コモンマーモセットの作製に成功しました。

    霊長類における人為的なエクソン欠損は世界で初めての報告であり、この技術開発により特定のエクソンだけをヘテロ接合型に除去する事が可能になりました。今後、遺伝性疾患やエクソン欠損に関連する様々な疾患研究に利用可能です。また本研究で作製された変異型PSEN1マーモセットは、アルツハイマー病の発生機序や病態の解明、新薬の開発などへの貢献が期待されます。

    本研究成果は、2024年8月30日(英国時間16時)発行の科学雑誌LabAnimal誌に掲載されました。

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  • 2024.8.23
    アルツハイマー病モデルにおけるアストログリアのトリプトファン代謝異常の是正による神経細胞のグルコース代謝改善

    8月23日付でスタンフォード大学のKatrin Andreasson教授のチーム、京都大学医学研究科の杉浦悠毅特定准教授、実中研の末松誠所長の共同研究がScienceに掲載されました。

    アルツハイマー病(AD)ではAmyloid betaの蓄積とTauタンパク質の修飾異常が原因と言われていますが、そこからどのようなメカニズムを介して高次脳機能や記憶の異常が起こるのかは未解決の課題が多く、また新たな創薬標的の探索も進んでいません。この研究ではAstrocyteに発現しているTryptophan代謝酵素であるIndolamine 2,3-dioxygenase (IDO)がKynureninがADでは過剰生成されており、神経細胞におけるブドウ糖の利用がそれによって阻害されていること、さらにがんの治療薬として注目されているIDO阻害剤が神経細胞におけるブドウ糖の代謝を回復させることによって、ADの病態が制御できる可能性を示しました。

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  • 2024.8.9
    プレスリリース:国産ゲノム編集技術を用いたマウスやラット受精卵での大規模ゲノム編集に成功

    東京大学医科学研究所先進動物ゲノム研究分野の吉見一人准教授、真下知士教授らと、筑波大学医学医療系、公益財団法人実中研動物資源技術センターおよび実験動物応用研究部による研究グループは、国産ゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3を用いてマウスやラット受精卵で効率的に大規模なゲノム編集を行う新しい手法を開発しました。

    本研究成果は、遺伝子クラスターや非コード領域などの大きなゲノム領域の機能解析を容易にし、疾患モデル動物の作製や遺伝子機能の理解に大きく貢献すると期待されます。加えて、様々な生物でのゲノム操作への応用も可能になり、安全性の高い国産ゲノム編集技術として医療や産業への活用が期待されます。

    本研究成果は2024年8月8日、米国科学雑誌「Cell Reports Methods」オンライン版で公開されました。

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  • 2024.8.1
    起きているマーモセットが匂いをかいだときの脳の活動をMRIで観察できる装置の開発

    公益財団法人実中研マーモセット医学生物学研究部の圦本晃海主任、関布美子主任、佐々木えりか部長、旭川医科大学、東北大学、公立小松大学らの研究グループは、コモンマーモセット(以下マーモセット)が匂いを嗅いだときの脳の活動をMRIで観察するための装置を開発しました。

    嗅覚機能の障害はアルツハイマー病やパーキンソン病など、様々な病気の初期のバイオマーカーとして注目されています。動物が匂いをどのように感じているかを知るためには、機能的MRIというMRIで脳の活動を知る手法がありますが、狭い小動物用MRI装置の中ではニオイ刺激を自由にコントロールすることは難しく、嗅覚刺激時の脳の活動はあまり研究されていませんでした。これを解決するために、研究グループは非磁性でのニオイ提示システムを開発し、MRI装置の中でニオイ刺激が任意にコントロールできていることを示しました。開発したマーモセット用の嗅覚刺激fMRIシステムはヒトを含む霊長類における嗅覚機能障害と認知症の関係などを明らかにすることができると期待されます。

    本研究成果は、2024年8月1日公開のScientific reports誌にオンライン掲載されました。

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  • 2024.7.30
    シンポジウム:細胞治療薬開発研究における in vivo 実験モデルの果たす役割

    公益財団法人実中研は、「細胞治療」にフォーカスしたシンポジウムの開催を企画いたしました。

    2024年9月18日(水)(日本癌学会学術総会の前日)に博多駅前のANAクラウンプラザホテルで開催いたします。今回は、実中研の研究者の他に、細胞治療薬の研究分野でご活躍の4名の先生方にご講演をお願いいたしました。
    是非皆様にご参加いただけますようお願い申し上げます。Webによる同時配信も実施する予定です。現地参加が難しい方はWebでの参加をご検討くださいますようお願い申し上げます。

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  • 2024.7.23
    ヴィリニュス大学と医学生物学における研究の包括連携協定を締結

    (公財)実中研は2024年7月23日付で、リトアニア共和国の首都にあるヴィリニュス大学医学部と医学生物学研究における包括連携協定を締結しました。

    ヴィリニュス大学はヴィリニュス歴史地区と呼ばれる世界遺産の中核をなす位置にあり、1579年に設立されて以来400年以上の歴史を持つ大学です。大学院の学生の半分はリトアニア外のEU圏から受け入れており、英語で授業が行われています。近年は医学生命科学研究の活性化に伴い、この10月には国立がん研究センターの隣接地に先進的な医学研究センターがオープンする予定です。ヒトにフィードバックできる研究成果と社会還元を目指して今後のがん、免疫学、微生物叢、システム生命科学などの共同研究や人事交流の活性化に期待しています。
  • 2024.7.1
    表彰: 公益財団法人実中研 川崎市市制100周年記念表彰 市政功労賞(産業振興分野)

    公益財団法人実中研は1952年に創立し、1962年に宮前区野川に研究施設を設立以降、2011年に川崎区殿町に移転して今日に至るまで、川崎市において60年以上にわたり人々の健康・福祉の向上に貢献することを目指し、研究・事業活動を行って参りました。
    その功労が認められ、川崎市市制100周年記念表彰 市政功労賞(産業振興分野)を受賞しました。同賞は長きにわたり川崎市の発展に寄与してきた個人、団体に贈られる賞です。7月1日にミューザ川崎シンフォニーホールで開催された「川崎市市制100周年記念式典」で授賞式が行われ、表彰状と記念品が授与されました。

    また、キングスカイフロントネットワーク協議会(会長 野村 龍太)は未来賞(産業振興分野)を受賞しました。同賞は、今後も更なる活躍により川崎市の未来づくりに寄与されることが期待される個人、団体に贈られる賞です。実中研の野村 龍太理事長がキングスカイフロントネットワーク協議会を代表して登壇し、福田 紀彦 川崎市長から表彰状と記念品が授与されました。

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  • 2024.6.18
    横浜市立大学と公益財団法人実中研は産学連携に関する基本協定を締結しました

    公立大学法人横浜市立大学(神奈川県横浜市、理事長 近野 真一)と公益財団法人実中研(神奈川県川崎市、代表理事 野村 龍太)は、6月18日、産学連携に関する基本協定を締結しました。
     本協定は、教育・研究等において相互に連携を深め、我が国のライフサイエンス・ヘルスケア領域におけるトランスレーショナルリサーチの推進を支えることを目的としています。両者はトランスレーショナルリサーチの高度化・効率化の必要性を共通の認識として、2023年度より主に医療分野での協業体制の模索を進めてきました。今後、両者間で更なる協議を重ね、互いの強みを活かした協力体制を強化し、動物試験から臨床試験へのシームレスな連携を基盤として、我が国の有望な研究シーズの社会実装に向けた活動を軸に、教育・研究・社会貢献等での躍進と発展を目指します。

    詳しくは こちら

    産学連携に関する基本協定 締結式
    日時:2024年6月18日(火)10時30分~ 会場:横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス 横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス
    左より、石川義弘学長、近野真一理事長、野村龍太代表理事、末松誠所長
  • 2024.6.17
    実中研サイエンスキャンプ2024を開催します

    日時:2024年7月20日(土)第1回 9:15~12:05 第2回 13:15~16:05
    対象:中学生
    定員:各回24名

    詳細はこちら
  • 2024.6.14
    表彰: 公益社団法人日本実験動物協会 委員功労賞(林元 展人)

    林元 展人(基盤技術部門 副部門長、ICLASモニタリングセンター センター長)は、公益社団法人日本実験動物協会より2024年度 委員功労賞の表彰を受け、6月14日に表彰式が行われました。この賞は同協会の専門委員として顕著な功労のあった者について、その功績を称えるものです。
  • 2024.05.23
    財団法人国家実験動物中心 (台湾)と基盤技術向上と関連分野の研究推進に関する覚書を締結

    5月23日、財団法人国家実験動物中心 (台湾)と公益財団法人実験動物中央研究所は、両機関の実験動物の基盤技術向上とその関連分野の研究推進を目的に、覚書を締結しました。
    1.概要
    永年に渡り実験動物に関する基盤技術を培ってきた実験動物中央研究所と財団法人国家実験動物中心(台湾)は両機関の実験動物の基盤技術向上ならびに関連分野の研究推進を目的に覚書を締結しました。これにより、両機関の実験動物開発のための技術交流が促進されることが期待されます。

    2.協定・連携項目
    1) 技術者・研究者の相互交流
    2) 実験動物の生産・維持・保存を目的とした研究協力と技術交流
    3) 実験動物の品質管理システムの構築を目的とした研究協力と技術交流
    4) 動物実験システムの構築を目的とした研究協力と技術交流
    財団法人国家実験動物中心 (台湾)と基盤技術向上と関連分野の研究推進に関する覚書を締結
    財団法人国家実験動物中心 (台湾)と基盤技術向上と関連分野の研究推進に関する覚書を締結
  • 2024.4.11
    「第71回日本実験動物学会総会」にてホスピタリティルームを開設し、公益事業に関する話題提供を致します。

    会期:2024年5月29日(水)~31日(金)
    会場:みやこめっせ

    詳しくはこちら
  • 2024.4.1
    法人名変更のお知らせ

    公益財団法人実験動物中央研究所は、2024年4月1日より名称を次のとおり変更いたしました。

    【旧和名】:公益財団法人実験動物中央研究所
    【新和名】:公益財団法人実中研

    【旧英名】:Central Institute for Experimental Animals(略称:CIEA)
    【新英名】:Central Institute for Experimental Medicine and Life Science(略称:CIEM)

    今後は、創立以来72年間培ってきたノウハウをベースに、人類の生命・生活・人生に貢献する研究所を目指し、積極的な研究開発を進めていきます。
  • 2024.4.1
    感染症研究のための実験動物リソースバンクシステムの公開

    日本医療研究開発機構(AMED)の先進的研究開発戦略センター(SCARDA)で実施しているプログラム「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」に、実中研は小型実験動物のサポート機関として参画しています。
    この度、そのサポートの一環として「感染症研究のための実験動物リソースバンクシステム」を公開することにいたしました。感染症名や病原体名を選択することで、感染実験に適した動物種や品種、関連文献などを検索することが可能です。感染症研究を行われている研究者の方々に、研究進展のため有効利用していただければと思います。

    詳しくは こちら
  • 2024.3.12
    2024年度 動物実験教育研修プログラム(CIEMセミナーⅠ):「基礎総合研修」 開催のご案内

    2024年度 動物実験教育研修プログラム(CIEMセミナーⅠ):「基礎総合研修」を開催いたします。

    詳細、お申込みはこちら
  • 2024.2.22
    乳がんの薬剤抵抗性を引き起こすメカニズムを発見
    ~解糖系の複数の酵素タンパク質のメチル化による代謝経路の切り換えが一因~

    慶應義塾大学医学部医化学教室の山本雄広専任講師、および医学部外科学(一般・消化器)教室の林田哲専任講師らを中心とする研究グループは公益財団法人実験動物中央研究所(神奈川県川崎市)の末松誠所長(同大学名誉教授)との共同研究で、乳がん細胞が化学療法に対する抵抗性を獲得するメカニズムを新たに発見しました。

    今回、共同研究グループは、トリプルネガティブタイプの乳がん細胞を用いた実験で、その標準治療として使用される抗がん剤パクリタキセルに耐性を持つ細胞では、ブドウ糖からエネルギーを産生する経路である解糖系から途中で分岐するセリン生合成経路が活性化し、結果としてがん細胞の増殖に必要な脂肪酸の活発な合成が起こっていることを見出しました。さらに細胞実験や動物実験で、この経路を遮断することによって乳がん細胞の薬剤耐性を解除することに成功しました。本知見をより発展させることで、組織診での乳がんの悪性度の判定や、乳がん細胞の代謝を制御することにより、従来よりも治療の選択肢が広がる可能性などの利点が期待されます。

    本研究成果は2024年2月22日午前 0 時(米国東部時間)に米国癌学会の学術誌 Cancer Research オンライン版にて発表されました。

    詳しくはこちら
  • 2024.2.21
    AIを活用したマーモセットの新規行動解析装置の開発

    実験動物中央研究所マーモセット医学生物学研究部の圦本晃海博士、佐々木えりか部長らの研究グループは、家族で飼育されているコモンマーモセットのそれぞれの個体が、いつ、どこで、何をしていたのかを明らかにするため、ビデオカメラ、レーザーライダーとAI技術の一つである深層学習を組み合わせた自動行動解析システム、Full Monitoring and Animal Identification (FulMAI)システムを開発しました。

    本研究成果は、2024年2月21日公開のCommunications biology誌にオンライン掲載されました。

    詳しくは(日本語)こちら
    詳しくは(英語)こちら
  • 2024.1.26
    インタビュー記事掲載:研究・開発の窓(末水 洋志 研究部門長)

    コラム 研究・開発の窓に末水 洋志研究部門長のインタビュー記事「マウスの体内でヒト肝細胞を培養し、安定的・継続的に均質な実験用細胞を供給する」が掲載されました。

    詳しくは こちら
  • 2024.1.15
    「川崎市消防団協力事業所」に認定されました

    公益財団法人実験動物中央研究所(実中研)は、機能別団員として弊所所員3名が入団したことに伴い、「川崎市消防団協力事業所」に認定されました。
  • 2023.12.20
    Covid-19の予後予測のための早期診断マーカーの解明~アミノ酸分解産物の役割~

    新型コロナウイルス感染症は早期に重症化を検出する分子マーカーが不明のため課題になっていました。所長の末松誠は前職の慶應義塾大学医学部教授として京都大学の杉浦悠毅准教授(責任著者)他との共同研究によって、本症が発症した直後の5日間にアミノ酸の劇的な分解が起こる症例が、その後の重症度に強く相関することを見出しました。アミノ酸が脱アミノ反応を受けた結果生じる新規ヌクレオチド合成系の活性化に関わる代謝物の増加は、感染初期のウイルス粒子の負荷に大きく関わることを解明しました。
    この成果は Nature Communications (2023)14:8469 に2023年12月20日に公開されました。本研究は慶應義塾大学医学部Donner Projectの一環として実施されています。また本研究の一部はAMED-SCARDA project for Vaccine Development (代表:実中研、伊藤 守理事)およびAMED-Moonshot (代表:慶應義塾大学医学部、本田 賢也教授)により支援されています。
  • 2023.11.18
    新型高磁場MRIを用いたドイツBruker BioSpin社との共同研究契約

    公財)実験動物中央研究所(実中研)は10月24日にドイツBruker BioSpin社製の新型の高磁場(Ultra-high field: UHF)MRIを導入しました。11.7テスラ、中心部の動物プラットフォームのボア径22cmというスペックは世界最大級です。UHF-MRIは非侵襲非破壊の実験技術として、同一個体で経時的に病変を追跡することを可能にするものです。また核磁気共鳴シグナル検出の向上によって、プロトン画像だけでなく13C標識体を用いた代謝研究にも展開が可能であり、ヒト化マウスを用いたがん研究や遺伝子改変マーモセットを用いた脳科学研究、神経変性疾患解明への応用が期待されます。
    このUHF-MRIを駆使した研究では脳科学、がん研究およびマイクロビオーム(微生物叢)の領域でBruker BioSpin社と共同研究を実施することを10月28日付で締結しました。
    また本研究の一部は日本医療研究開発機構(AMED)のムーンショット型研究開発事業(健康寿命伸長にむけた腸内細菌動作原理の理解とその応用 代表者 本田賢也教授、慶應義塾大学医学部)の助成を受けています。

    発生制御機構解明
    発生制御機構解明
  • 2023.10.03
    台湾大学医学院と学術協力に関する覚書を締結

    2023年10月3日、公益財団法人実験動物中央研究所と台湾大学医学院は、両機関の基盤技術向上と関連分野の研究推進を目的に、学術協力に関する覚書を締結しました。これにより両機関の実験動物科学に関する学術交流や技術交流が促進されることが期待されます。

    協定・連携項目
    1) 技術者・研究者の相互交流
    2) 実験動物に関する研究協力と技術交流
    3) 合同会議の開催
    4) 共同研究の実施

    発生制御機構解明
    発生制御機構解明
  • 2023.9.25
    【受賞】末松 誠所長がNishimaru-Tsuchiya International Awardを受賞しました

    Nishimaru-Tsuchiya International Awardは世界微小循環学会から全世界の学者を対象として表彰される最も栄誉ある賞の一つです。9月20日から北京で開催された第12回世界微小循環学会で、本賞が末松 誠所長に授与されました。末松博士は一酸化炭素(CO)が肝臓では類洞血管拡張、脳ではNeurovascular unitの収縮に関わり、それぞれ異なる受容体を用いてCOの感知をすることを発見し、血流と代謝の相互作用を明らかにしました。

    この賞は日本脈管学会の創設者である広島大学の故・西丸 和義名誉教授、日本微小循環学会の創設者である慶應義塾大学の故・土屋 雅春名誉教授にちなんで日本微小循環学会が創設した国際賞です。
    発生制御機構解明
  • 2023.9.15
    DMRT1によるヒト生殖細胞運命決定後の発生制御機構解明

    実中研 入江 奈緒子室長(代謝システム研究室)と、英国のケンブリッジ大学ガードン研究所、 ウェルカムサンガー研究所、オックスフォード大学との共同研究成果が現地時間2023年9月14日16:00に英国の国際学術誌「Nature Cell Biology」にオンライン掲載されました。
    この研究成果により、ヒト周産期医療や生殖補助技術などの発展の基礎となる、新たな知見と技術基盤を提供できることを期待します。

    詳しくはこちら
    発生制御機構解明
  • 2023.06.19
    実中研サイエンスキャンプ2023を開催します

    日時:2023年7月22日(土)第1回 9:15~12:05 第2回 13:15~16:05
    対象:中学生
    定員:各回20名

    詳細はこちら
  • 2023.06.02
    「第50回日本毒性学会学術年会」にてJSOT/CIEA共催ランチョンセミナーを開催します。

    タイトル:「ばらつきを平準化した実験ヒト肝細胞」
    日時:2023年6月20日(火)12:10~13:10
    会場:パシフィコ横浜会議センター5階 503室
    整理券配布:当日8:30より会場1階ホワイエにて配布開始

    詳しくはこちら
  • 2023.04.19
    「第70回日本実験動物学会総会」にてホスピタリティルームを開設し、公益事業に関する話題提供を致します。

    会期:2023年5月24日(水)~26日(金)
    会場:つくば国際会議場

    詳しくはこちら
  • 2023.03.20
    2023年度 動物実験教育研修プログラム(CIEAセミナーⅠ):「基礎総合研修」 開催のご案内

    2023年度 動物実験教育研修プログラム(CIEAセミナーⅠ):「基礎総合研修」を開催いたします。

    詳細、お申込みはこちら
  • 2023.02.22
    ヒト造血幹細胞をex vivoで増幅させる培養技術を開発

    筑波大学医学医療系 幹細胞治療研究室の山崎聡教授らとの共同研究成果が公表されました。
    本研究グループが開発したサイトカインフリー無タンパク培地により、これまで困難であったヒト造血幹細胞の体外増幅に成功し、Nature誌に発表しました。
    実中研のヒト疾患モデル研究室で開発したNOG-EXLマウスやNOG-W41マウスを用い、増幅したヒト造血幹細胞の生着性や免疫系細胞への分化効率などの性能評価を行うことで本研究に貢献しました。

    詳しくはこちら
  • 2022.12.14
    東京農工大学と研究・教育に関する包括協定を締結

    11月30日、公益財団法人実験動物中央研究所と国立大学法人東京農工大学は、組織的連携による共同研究や研究拠点の形成、学生の教育・人材育成等を目的とし、包括協定を締結しました。

    1.概要
    実験動物に関する最先端の研究や、研究から派生した技術開発・事業化、安全性試験のガイドライン作りと世界標準化に取り組んでいる実験動物中央研究所と、東京農工大学の生命科学分野の連携により、農学・工学・生命科学領域を融合したアグリテック・ライフサイエンス拠点を形成します。また、研究指導を通じて医学や生命科学領域に貢献する学生の教育・人材育成等を行い、国際的動物福祉の理念に立脚した命に優しい研究の構築を目指します。

    2.協定・連携項目
    (1)学生・研究者の研究交流を含む相互交流
    (2)動物を用いる生命科学分野における共同研究の推進や大型研究費の獲得における相互連携
    (3)東京農工大学の動物飼育や動物実験に関する実験動物中央研究所の助言、指導、提言等の協力
    (4)学部及び大学院教育における相互連携
    (5)共同研究等を通じた研究施設、設備等の相互利用や有効活用
    (6)その他、本協定の目的遂行上必要な事項
    協定書に署名する野村理事長(左)と千葉学長(右)

    協定書に署名する野村理事長(左)と千葉学長(右)

    東京農工大学と研究・教育に関する包括協定を締結 東京農工大学と研究・教育に関する包括協定を締結
  • 2022.09.14
    第14回In vivo実験医学シンポジウムを開催します。

    日時:11月24日(木)シンポジウム:13:00~ 懇親会:18:00~
    場所:学士会館
    テーマ:「抗がん剤開発におけるPDXモデル」

    詳しくはこちら
  • 2022.09.05
    ヒト化肝臓マウス作製に関する特許の実施権をミューサイトテクノロジー株式会社にライセンス

    実験動物中央研究所は9月5日、ミューサイトテクノロジー株式会社にヒト化肝臓マウス作製に関する発明である日本特許第6860752号の実施権をライセンスいたしました。
    ミューサイトテクノロジー株式会社はこの発明を用いてヒト肝臓実験細胞の生産・供給を開始する予定です。

    詳しくはこちら
  • 2022.08.26
    AMED SCARDA「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」にサポート機関として採択されました

    実験動物中央研究所は、日本医療研究開発機構(AMED)「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」(以下、「本事業」)において、「感染症研究に有用な小型実験動物の開発と供給に関するサポート機関」として採択されました。

    本事業は、日本の「ワクチン開発・生産体制強化戦略」を踏まえ、国産ワクチン等の実現に向け、世界トップレベル研究開発拠点(フラッグシップ拠点 、シナジー拠点)や研究開発をサポートする機関の整備等を行うとともに、平時から同研究拠点を中心として、出口を見据えた関連研究を強化・推進します。

    実中研は分担機関(大阪大学、東京大学、国際医療研究センター)と連携して研究開発拠点が必要とする新規モデル動物の開発を支援するとともに、既存の小型実験動物感染症モデルの収集と保存をすることで、感染症研究に特化したリソースバンクの構築を行います。
    また、「高度化研究」では小型実験動物感染症モデルとして、ヒト肺マウスモデル、ヒト肝臓マウスモデルの開発を進めるとともに小型霊長類実験動物モデルとして 遺伝子改変マーモセット感染症モデルの確立をめざします。

    詳しくはこちら
  • 2022.07.01
    ICLASモニタリングセンターにてサル痘の検査を開始します。

    ICLASモニタリングセンターにて実験動物のマウス、ラットを対象にサル痘の検査を開始します。

    詳細はこちら
  • 2022.06.17
    実中研サイエンスキャンプ2022を開催します

    日時:2022年7月30日(土)第1回 9:15~12:05 第2回 13:15~16:05
    対象:中学生
    定員:各回20名

    詳細はこちら
  • 2022.06.09
    藤田学園と連携・協力の推進に関する協定を締結

    実験動物中央研究所は6月9日、学校法人藤田学園と連携・協力の推進に関する協定を締結しました。本協定は、広くライフサイエンスに係わる諸分野において、それぞれが有する研究資源および人材等を活用し、広く国際的な学術および科学技術の発展と優れた人材の輩出に寄与することを目的としています。

    ● 協定の内容
    本協定では、下記において連携・協力をおこないます。
    (1) 共同研究
    (2) 人材育成
    (3) 研究・教育活動における施設および設備の相互利用
    (4) 人材交流     等

    病院群を有する藤田学園とIn vivo研究環境が整った実験動物中央研究所が相互に補完し合い、機動的な共同研究、人材育成、人材交流等を通じ、広く国際的な学術および科学技術の発展と優れた人材の輩出に寄与することを目指します。
    藤田学園と連携・協力の推進に関する協定を締結
  • 2022.06.02
    公益財団法人実験動物中央研究所が2022年5月に開所70周年を迎えました。
  • 2022.06.01
    日本無菌生物ノートバイオロジー学会事務局移転のお知らせ
    「日本無菌生物ノートバイオロジー学会事務局」が実験動物中央研究所(動物資源技術センター内)に移転することになりました。

    日本無菌生物ノートバイオロジー学会HPはこちら
  • 2022.05.16
    第49回 日本毒性学会学術年会 共催ランチョンセミナーのお知らせ
    「第49回 日本毒性学会学術年会」において共催ランチョンセミナーを開催します。

    タイトル:新規ハイクオリティーin vitroヒト肝細胞の安全性研究への応用
    演者:末水 洋志(実験動物中央研究所)、石田 誠一先生(崇城大学)
    日時:7月1日(金)12:00~13:00
    会場:札幌コンベンションセンター 第2会場(中ホール)
    整理券配布:7月1日(金) 8:30~11:00

    くわしくはこちら
  • 2022.05.12
    「第69回日本実験動物学会総会」にてホスピタリティルームを開設し、公益事業に関する話題提供を致します。
    会期:2022年5月18日(水)~20日(金)
    会場:仙台国際センター

    くわしくはこちら
  • 2022.04.20
    「六匹のマウスから3 実中研流世界標準システムのつくり方」発刊 のお知らせ
    野村龍太理事長は「六匹のマウスから3 実中研流世界標準システムのつくり方」を慶應義塾大学出版会より発刊します。

    くわしくはこちら
  • 2022.04.13
    実験動物の品質管理の自己評価プログラムに関する論文がILAR Journalに掲載されました
    実中研 ICLASモニタリングセンターの林元展人センター長が参画するICLAS Laboratory Animal Quality Networkが行っているPerformance Evaluation Program (PEP), Genetic Reference Monitoring Program (GENRef)に関する論文がILAR Journalに掲載されました。
    PEPならびにGENRefはそれぞれ微生物モニタリング、遺伝モニタリングの検査精度を自己評価するプログラムで、世界中のラボが参加しております。実中研は両プログラムの運営ラボの一つとして、実験動物の品質の向上に大きく貢献しております。

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  • 2022.04.07
    ERS Genomicsと実験動物中央研究所によるCRISPR/Cas9技術ライセンス契約締結のお知らせ
    ERS Genomics Limitedは、公益財団法人実験動物中央研究所に
    ERSが管理するCRISPR/Cas9特許ポートフォリオへのアクセスを許諾する非独占的ライセンス契約を締結したことを発表しました。

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  • 2022.03.31
    創薬に資するゲノミクスデータベースD3Gの更新
    理化学研究所(理研)科技ハブ産連本部予防医療・診断技術開発プログラムの河合純副プログラムディレクターらとの共同研究グループで、核酸医薬の安全性と有効性の評価に重要な役割を果たすゲノム塩基配列とRefSeqデータベースの精密化をおこないました。
    実中研はコモンマーモセットのDNA・RNAデータの取得と、データベース作成に寄与しました。この研究成果はゲノム創薬に大きく貢献すると共に、今後、疾患や遺伝子機能に関する情報と連携されることが期待されます。

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  • 2022.03.16
    2022年度 動物実験教育研修プログラム(CIEAセミナーⅠ):「基礎総合研修」 開催のご案内
    2022年度 動物実験教育研修プログラム(CIEAセミナーⅠ):「基礎総合研修」を開催いたします。

    詳細、お申込みはこちら
  • 2022.03.01
    プレスリリース:ヒトT細胞による移植臓器拒絶を抑制する方法を開発
    北海道大学の清野研一郎教授、横浜市立大学の谷口英樹教授らとの共同研究の成果がリリースされました。
    この報告ではHLA型の異なるiPS由来肝臓オルガノイドを実中研で作製した免疫系ヒト化マウスに移植しました。T細胞共刺激分子の阻害により、ヒトT細胞とヒトiPS由来肝臓の間で惹起される免疫拒絶反応が抑制され、ヒト化マウス血中でのヒトアルブミンの低下が優位に抑制されました。
    この結果は免疫系ヒト化マウスの創薬現場での有用性を示すとともに、将来、iPS細胞由来の組織が移植医療に使用される際に、本手法が免疫拒絶反応を回避するための有効な治療手段となる可能性を示唆します。

    詳細はこちら
  • 2022.03.01
    JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)のBio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点(代表機関:広島大学)に参画
    広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長 山本 卓教授が、科学技術振興機構(JST)の共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)のBio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点に採択されました。実中研は同プロジェクトの参画機関として、同じく参画機関の東京大学医科学研究所 真下 知士教授との共同研究で弊所の重度免疫不全であるNOGマウスをベースに、真下教授の有する新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用い、新規ヒト疾患モデルマウスの研究開発をおこないます。

    詳細はこちら(外部サイト)
  • 2021.11.12
    プレスリリース:ヒトiPS細胞からの機能的な胆管上皮細胞の作製に成功
    トロント大学の小川美奈先生、小川真一郎先生らとの共同研究成果がリリースされました。
    本研究グループは、ヒトiPS細胞から機能的な肝臓の胆管上皮細胞を効率よく作製する技術を開発し、その成果をNature Communicationsに発表しました。
    嚢胞性線維症(Cystic fibrosis)はCFTR(Cystic fibrosis transmembrane conductance
    regulator)という遺伝子の変異を原因とする遺伝性疾患で、肝臓では主に胆管上皮がその病変部となります。
    この報告ではCFTRに変異のある疾患特異的iPS細胞より胆管上皮細胞を作製し、嚢胞性線維症に対する治療薬の効果を試験管内において確認することのできる技術を開発しました。
    また、胆管上皮細胞の表面に発現する繊毛の動きがCFTRの働きに影響を与えることを新たに見出し、これを報告しています。
    実中研ではヒトiPS細胞由来胆管上皮細胞を、実中研で開発した肝障害誘導型超免疫不全マウス(TK-NOGマウス)の肝臓に移植しました。
    結果、生着した細胞は奇形腫などの腫瘍を形成せず、管腔構造を有する胆管構造のみを形成することを確認しました(論文中Figure 9)。
    この結果は移植した細胞が胆管上皮細胞としての高いポテンシャルを有しており、将来的に移植医療などへの応用にもつながる可能性を示唆しています。

    詳しくはこちら
  • 2021.07.28
    プレスリリース:光照射により局所脳内血流を操作する技術を開発
    -血流と神経活動と行動の三者を結ぶ基礎データを公開-
    慶應義塾大学医学部 阿部 欣史特任助教、田中 謙二准教授らとの共同研究成果がリリースされました。
    実中研は、マウスの脳血流を光で操作した結果生じる脳血流の空間的な広がり方をMRIにて可視化する研究に寄与しました。
    脳血流を自由に操作できる技術開発によって、神経精神疾患で報告される脳血流変化の増減をモデル動物で模倣させることが可能となります。

    詳細はこちら
  • 2021.06.30
    プレスリリース:カニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列解読に成功
    慶應義塾大学理工学部の榊原康文教授らとの共同研究結果がリリースされました。
    本研究グループは創薬研究において利用される非ヒト霊長類モデル動物であるカニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列を染色体レベルまで、ほぼ完全に解読することに成功しました。
    これにより、カニクイザルとマーモセットのゲノム情報基盤が整備され、創薬研究における有効性評価、安全性の予測・解釈が容易になり、創薬における新たなイノベーションにつながることが期待されます。

    詳細はこちら
  • 2021.06.11
    プレスリリース:全自動マイクロインジェクションによる遺伝子改変動物の作製に成功
    実中研の生殖工学研究室は、日本精工株式会社との共同研究において、顕微鏡下でおこなわれる顕微操作の自動化に取組んでまいりました。
    この度、遺伝子改変動物を作製する為の基本技術となる「マイクロインジェクションの自動化」に成功しました。
    この成果は2021年6月3日に、学術科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。

    詳しくはこちら
  • 2021.03.19
    2021年度 動物実験教育研修プログラム(CIEAセミナーⅠ):「基礎総合研修」 開催のご案内
    2021年度 動物実験教育研修プログラム(CIEAセミナーⅠ):「基礎総合研修」を開催いたします。

    詳細、お申込みはこちら
  • 2021.03.04
    プレスリリース:腸内細菌のD-アミノ酸が粘膜免疫を制御する仕組みの解明
    慶應義塾大学医学部薬理学教室の笹部潤平専任講師の研究グループとの共同研究成果がリリースされました。
    宿主は腸内細菌が合成するD-アミノ酸を認識することで宿主免疫を調節し、細菌との共生関係を維持しているという極めてユニークな研究で、実中研は本研究に必要な複雑で多様な動物の作製と供給で貢献しました。
    この成果は2021年3月3日(米国東部時間)に学術科学雑誌「Science Advances」に掲載されました。

    詳しくはこちら
  • 2021.01.12
    実中研サイエンスキャンプ2021の中止について
    1月7日(木)に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が再発令されたことを受け、 実験動物中央研究所では、1月23日(土)に予定していた「実中研サイエンスキャンプ2021」の開催を中止します。

    応募くださった方にはメールを配信していますので、ご確認ください。
  • 2020.12.24
    第10回日本マーモセット研究会大会(大会長:佐々木えりか部長)が開催されます。
    国内外のマーモセットを利用する研究者が一同に会する研究会で、今回は節目の第10回大会となります。大会テーマは「マーモセット研究の次の10年への始動」。

    日時:2021年1月26日(火)、27日(水)
    場所:オンライン開催

    参加費
    正会員:事前登録 3,500円 当日 4,000円
    学生会員:事前登録 2,000円 当日 2,500円

    詳細はこちら
  • 2020.11.13
    実中研サイエンスキャンプ2021を開催します
    日時:2021年1月23日(土)第1回 9:30~12:15 第2回 13:15~16:00
    場所:中学生
    定員:各回16名
    詳細はこちら
  • 2020.10.20
    がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備を達成
    LSIメディエンス、国立がん研究センター及び医薬基盤・健康・栄養研究所は、日本医療研究開発機構と締結した「がん医療推進のための日本人がん患者由来PDXライブラリー整備事業」において、 環境整備実施計画を上回る規模のPDXライブラリーを構築し、がん医療・医薬品開発に活用するための基盤整備を達成しました。
    実中研は、保有するPDXライブラリー(CIEA-PDX)を本プロフェクトに提供し、PDXライブラリーの創薬利用に貢献しました。
    詳細はこちら(AMEDのHPへ移動)
  • 2020.09.14
    PDXモデルの利活用に関する提言の公開について
    ―Patient-derived xenograft(PDX)モデルの利活用に向けた課題整理に関する調査研究―
    国立がん研究センター、医薬品医療機器総合機構、実験動物中央研究所は共同で「Patient-derived xenograft(PDX)モデル」の利活用に向けた課題整理に 関する調査研究(代表者:古賀宣勝)を行い、PDXモデルの管理体制、利活用の可能性などについて提言を行いました。
    この内容は、日本癌学会 公式英文誌「Cancer Science」に2020年9月3日付けで公開されています。
    今後、国内外の研究機関がPDXモデルを利活用される際には、今回の提言を踏まえ適切に抗がん剤開発を行うことにより、さらに大きな成果を上げることが期待されます。

    詳しくはこちら
    AMEDの報告
    国立がん研究センターの報告
  • 2020.07.13
    「2020年度 動物実験基礎教育研修・総合研修」開講について
    新型コロナウィルス感染症の発生により延期しておりました「2020年度 動物実験基礎教育研修・総合研修」を、7月4日から開講しております。
    お問い合わせ、お申し込みはedu@ciea.or.jpにご連絡ください。
  • 2020.07.03
    秦 順一理事が、令和2年度環境保全功労者表彰を受賞しました
    秦理事は公害健康被害補償不服審査会(環境省)の専門委員として、20年以上にわたり公害健康被害者の救済に貢献し、その功績が認められ本表彰に至りました。
    くわしくはこちら
  • 2020.06.25
    プレスリリース:ヒト特異的な遺伝子を霊長類コモンマーモセットに発現させると、脳が拡大して脳のシワが作られた -ヒト大脳新皮質の進化過程を解き明かす-
    ウィーランド・フットナー教授、ミヒャエル・ハイデ研究員(マックスプランク分子細胞生物学遺伝学研究所)、岡野栄之教授、村山綾子特任助教(慶應義塾大学医学部)と実中研の研究チームは、 ヒトに特異的な遺伝子であるARHGAP11Bが、高度な認知機能をつかさどる大脳新皮質の拡大と脳回脳溝構造の増加をもたらした原因遺伝子であることを明らかにしました。
    この成果は2020年6月19日(日本時間)、学術科学雑誌「Science」に掲載されました。
    くわしくはこちら
  • 2020.04.08
    公益財団法人実験動物中央研究所では新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言に対する措置として、一部所員の在宅勤務を実施し、これに伴う業務を一部縮小いたします。(4月8日~5月6日)
    今後も新型コロナウィルス感染症に関する状況を注視しながら、必要な対応を実施してまいります。
    関係者の皆様におかれましては、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
  • 2020.03.25
    プレスリリース:創薬に資する霊長類のオミックスデータベースD3Gの公開
    理化学研究所 河合 純 副プログラムディレクターらとの共同研究成果がリリースされました。
    実中研はコモンマーモセットのDNA・RNAデータの取得と、データベース作成に寄与しました。
    この研究成果はゲノム創薬に大きく貢献すると共に、今後、疾患や遺伝子機能に関する情報と連携されることが期待されます。
    くわしくはこちら
  • 2020.03.24
    「2020年度 動物実験基礎教育研修・総合研修」開催延期のお知らせ
    4月18日(土)に開講を予定しておりました「2020年度 動物実験基礎教育研修・総合研修」を、新型コロナウイルス感染症の発生状況を鑑み、延期させていただくことになりました。
    現在のところ開講日は未定ですが、今後の状況を考慮して決まりしだい、HPにてご案内いたします。
  • 2020.03.17
    「KAWASAKI Coastal Area News Vol.24」に「第3回日本医療研究開発大賞 健康・医療戦略担当大臣賞」受賞の記事が掲載されました。
    同誌は川崎臨海部における川崎市の取組、臨海部立地企業、まちの魅力等、多方面からの情報を発信することを目的としたニュースレターです。
    詳しくはこちら
  • 2020.02.10
    2020年度の動物実験基礎教育研修:総合研修(旧AETセミナー)のプログラムが決まりました。
    一般募集は、2月下旬にご案内します。
    詳しくはこちら
  • 2020.01.10
    実中研は、第3回日本医療研究開発大賞 健康・医療戦略担当大臣賞を受賞しました。
    これは、実中研の長年にわたる「最先端実験動物の開発による医療分野の研究開発への貢献」が評価されたものです。
    2020年1月10日に首相官邸で行われた表彰式で、平 将明 健康・医療戦略担当副大臣から表彰状および盾が授与されました。
    詳しくはこちら
  • 2020.01.10
    プレスリリース:すい臓がん細胞の転移を促進するスイッチを発見ーBACH1タンパク質の機能上昇によるがん転移の惹起―
    東北大学大学院 五十嵐 和彦教授らとの共同研究結果がリリースされました。
    実中研は動物の作製と供給において貢献し、すい臓がん細胞が転移能力を獲得する仕組みの解明へと結びつきました。
    詳細はこちら(AMEDのHPへ移動)
  • 2019.12.14
    MRIの国内学会であるISMRM JPC2019にてPreclinical imaging awardを受賞しました。
    この研究は、実中研 ライブイメージングセンターと北海道大学 放射線科、慶應義塾大学 医学部薬理学教室の共同研究として行ったもので、MRIの造影剤としてO-17水を用いて脳内の水の動きを可視化し、AQP4の機能を明らかにしました。
  • 2019.08.23
    第13回In vivo実験医学シンポジウムを開催します。
    日時:11月27日(水)シンポジウム:13:00~ 懇親会:18:00~
    場所:学士会館
    テーマ:「アクアポリン研究の最前線 ~病態生理の理解から新たな診断・治療法の開発まで~」
    詳細はこちら
  • 2019.08.13
    第4回無菌マウスの飼育管理実技講習会について
    実験動物中央研究所では「第4回 無菌マウスの飼育管理実技講習会」を開催いたします。
    案内はこちら、申込書はこちら(PDF / Excel
  • 2019.06.09
    林元展人(実中研ICLASモニタリングセンター長)がICLAS理事に就任しました
    6月9日にプラハで開催されたICLAS General AssemblyにてICLASの理事選挙が行われ、実中研 ICLASモニタリングセンターの林元展人センター長が理事に選出されました。
    ICLASは実験動物の品質向上や適正使用などのハーモナイゼーションを目的に活動している国際組織で、実中研はInstitutional memberとして参加しています。
    詳細はこちら
  • 2019.06.03
    「実中研サマーサイエンスキャンプ2019」を開催します。
    日時:7月27日(土) 第1回 9:30~12:15、第2回 13:15~16:00
    対象:中学生
    定員:各回20名
    詳細はこちら
    参加募集は終了しました
  • 2019.04.01
    ホームぺージ(英語版)をリニューアルしました。
  • 2019.03.06
    プレスリリース:亜急性期脊髄損傷に対する iPS 細胞由来神経前駆細胞を用いた再生医療の臨床研究について
    慶應義塾大学 医学部 岡野栄之教授、中村雅也教授らとの共同研究成果がリリースされました。
    実中研では基礎研究の分野で貢献し、その成果が臨床研究開始へと結び付きました。
    詳細はこちら
  • 2019.02.26
    プレスリリース:メッセンジャーRNA(mRNA)医薬を用いた椎間板疾患治療
    東京医科歯科大学 位高啓史教授との共同研究成果がリリースされました。
    実中研は、殿町を拠点としたCOINS (Center of Open Innovation Network for Smart Health)プロジェクトのもと、 小動物用MRIを用いてmRNA医薬の効果を証明しました。
    詳細はこちら
  • 2019.02.19
    2019年度 基礎教育研修コース:「第1回総合研修コース」について
    実験動物中央研究所では2019年度 基礎教育研修コース:「第1回総合研修コース」を開催いたします。
    詳細、お申込みはこちら
  • 2019.01.22
    ホームページをリニューアルしました。
  • 2019.01.15
    第3回無菌マウスの飼育管理実技講習会について
    実験動物中央研究所では「第3回 無菌マウスの飼育管理実技講習会」を開催いたします。
    定員に達しましたのでお申込み受付を終了しました。
  • 2018.10.18
    NOG-IL-15 Tgマウスにおける移植ヒトNK細胞の長期生着性がMiltenyi Biotec社のカスタマーレポートで紹介されました。
    詳細はこちら
  • 2018.10.03
    第2回無菌マウスの飼育管理実技講習会について
    実験動物中央研究所では「第2回 無菌マウスの飼育管理実技講習会」を開催いたします。
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2018.09.19
    第52回実技協総会 ランチョンセミナー開催のお知らせ(事前予約のご案内)
    実中研では、第52回日本実験動物技術者協会総会にてランチョンセミナーを開催いたします。
    整理券は、開催当日の朝8時半より1F受付にて先着順で配布いたします。定員は120名となります。

    また、10月3日(水)17時まで事前予約を受け付けております。参加ご希望の方は、 メール件名を「実技協総会ランチョンセミナー予約」とし、 お名前とご所属をご明記の上、 monigene@ciea.or.jpまでお申し込みください。

    [日時]10月6日(土) 12:20~13:20
    [会場]熊本市民会館 2F 大会議室 B会場
    [演題及び演者]
    座長:林元 展人((公財)実験動物中央研究所 ICLASモニタリングセンター)

    実中研ICLASモニタリングセンターの細菌・真菌同定検査サービスのご紹介
     植野 昌未((公財)実験動物中央研究所 ICLASモニタリングセンター)

    実中研のマイクロバイオームにおける動物実験支援サービスのご紹介
     高橋 利一((公財)実験動物中央研究所 動物資源技術センター)
  • 2018.09.10
    第12回In vivo実験医学シンポジウムを開催します。
    日時:11月21日(水)シンポジウム:13:00~ 懇親会:18:00~
    場所:学士会館
    テーマ:「ヒト腫瘍免疫研究の新展開とがん免疫療法の開発」
    詳細はこちら
    定員に達しましたのでお申込み受付を終了しました。
  • 2018.06.14
    財務省 関東財務局の「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区を活用した取り組み」についての経済調査レポートで、実中研が紹介されました。
    詳細はこちら
  • 2018.06.06
    「2018年実中研 サマーサイエンスキャンプ」を開催します。
    日時:7月28日(土) 第1回 9:30~12:15、第2回 13:15~16:00
    対象:小学校5・6年生、中学生
    定員:各回16名
    詳細はこちら
  • 2018.03.13
    第15回 (2018年度) AETセミナー 「動物実験技術」習得講座を開催いたします。
  • 2018.03.02
    理化学研究所、実験動物中央研究所、大日本住友製薬の共同研究グループは、 ヒトES細胞(胚性幹細胞)由来の網膜組織を重度免疫不全マウスの末期網膜変性モデルに移植して、形だけでなく機能的にも成熟することを確認しました。
    プレスリリース文はこちら
  • 2018.01.31
    マーモセット実技講習会の開催について
    AETマーモセット実技講習会を開催いたします。
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2018.01.15
    保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(仮称)のプレ講座にて、視察を受け入れました 詳細はこちら
  • 2017.12.25
    無菌マウスの飼育管理実技講習会の開催について
    実験動物中央研究所では「無菌マウスの飼育管理実技講習会」を開催いたします。
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2017.10.16
    実中研の研究員がタイ国立科学会議の主催で行われた動物実験セミナーで講師を務めました。
    詳細はこちら
  • 2017.08.28
    11月22日(水) 第11回 In vivo実験医学シンポジウムを開催いたします。
     シンポジウム:13:00~17:35
     懇親会:18:00~19:30
     場所:学士会館
     テーマ:「精神・神経疾患における病態解明と治療への応用」
    詳細はこちら
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2017.06.27
    サマー サイエンス キャンプ2017開催のお知らせ

     「2017年 実中研 サマー サイエンス キャンプ」を開催します。
     日時:7月29日(土) 第1回 9:30~12:15、第2回 13:15~16:00
     対象:小学校5・6年生、中学生
     定員:各回16名(先着順)
     お問い合わせ:公益財団法人実験動物中央研究所 広報室 044-201-8516
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2017.04.29
    春の叙勲において秦 順一所長が瑞宝中綬章を受章しました。
    平成29年春の叙勲において、秦 順一所長が瑞宝中綬章を受章しましたのでお知らせします。
    詳細はこちら
  • 2017.04.18
    病理標本のデジタルスライド化サービスの受託を開始しました。
    詳細はこちら
  • 2017.04.18
    Vium社とのITを駆使した革新的動物実験法の共同研究
    詳細はこちら
  • 2017.04.03
    実中研 AETセミナー募集中
    第14回 (2017年度)Animal Experimentation Technology (AET)セミナー 「動物実験技術」習得講座 開催のご案内
    締切は4月20日(金)まで。
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2017.02.07
    免疫不全マウスを用いた新規モデル動物開発のための人材採用情報を掲載しました。
    詳細はこちら
  • 2017.01.20
    実験動物中央研究所、シミックファーマサイエンス・インビボサイエンスが共同して行うNOGマウスを用いた再生医療等製品の一般毒性および安全性薬理評価試験実施に関するお知らせ
    実験動物中央研究所、シミックファーマサイエンス(株)、およびインビボサイエンス(株)は、NOGマウス(重度免疫不全マウス)を用いた再生医療等製品の一般毒性及び安全性薬理評価を行う共同研究の実施に合意しました。
  • 2016.11.21
    実中研と学校法人慶應義塾(塾長:清家篤、東京都港区)は、2016年9月1日付で包括的な連携・協力協定を締結しました。
    2008年3月には慶應義塾大学医学部・医学研究科と「研究・教育連携に関する協定」を締結し、連携大学院として研究交流、教育支援を相互に行ってきました。 今後はより広いライフサイエンス分野において慶應義塾との連携・協力体制を強化し、研究・医療・教育・社会貢献・国際連携での躍進と発展を目指します。
    詳細はこちら
  • 2016.10.27
    実験動物中央研究所(実中研)、理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター発生神経生物研究チームの御子柴克彦チームリーダー、山田義之客員研究員、松本圭史研究員らの研究グループは、 覚醒状態のマーモセットの大脳皮質体性感覚野の神経活動をマルチスケールで長期間観察することに成功しました。 本成果は、英国の科学雑誌『Scientific Reports』オンライン版(10月27日付け:日本時間10月27日午後6時)に掲載されます。
  • 2016.09.30
    公財)実験動物中央研究所は、日本実験動物技術者協会50周年記念式典において「感謝状」を頂きました。
    日本実験動物協会HPはこちら
  • 2016.09.16
    11月11日(金) 第10回In vivo実験医学シンポジウムを開催いたします。
    シンポジウム:13:00~17:00
    懇親会:17:30~19:00
    場所:学士会館
    テーマ:「わが国の創薬研究の現状と今後の展望」
    詳細はこちら
    定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
  • 2016.08 
    実中研は、中央公論事業出版から「野生動物の人為繁殖への挑戦」-野生動物から実験動物へ-を出版しました。
    実中研では、以前様々な野生動物の実験動物化を試みてきました。その試みの一部を松崎氏らがまとめたものです。
    中央公論事業出版社のページはこちら
  • 2016.07.01
    世界で初めての先天性免疫不全マーモセットの作出がCell Stem Cell誌に掲載されました。
    マーモセット研究部(佐々木えりか部長)と慶應義塾大学医学部(岡野栄之教授)らは世界に先駆けてゲノム編集技術を用いた免疫不全霊長類モデル動物の作製に成功しました。 これはAMED・脳科学研究戦略推進プログラムの一環として実施された研究による成果で、2016年6月30日(米国時間)発行の科学雑誌 Cell Stem Cell誌に掲載されます。
  • 2016.03.29
    実中研 AETセミナー募集中
    第13回 (2016年度)Animal Experimentation Technology (AET)セミナー 「動物実験技術」習得講座 開催のご案内
    締切は4月15日(金)まで。
  • 2016.01.吉日
    実中研は、アカデミアを含みNOGマウスの供給業務をインビボサイエンス株式会社に委託します。
    詳細はこちら
    インビボサイエンス(株)のHPはこちら
  • 2015.12.06
    実中研AET講習会のご案内
    第2回 マーモセット実技講習会を開催いたします。
  • 2015.10.23
    誠に恐縮でございますが、実中研AET講習会第1回 マーモセット実技講習会(10月31日)は定員に達しましたので、ご了承いただけましたら幸いです
  • 2015.08.03
    「ヒト化肝臓マウスモデルのマラリア研究への貢献」 公益財団法人実験動物中央研究所(実中研)は、かねてより、国際的に重大な感染症であるマラリアに関する 研究をフランス国立保健医学研究機構(INSERM)と共同して実施してきましたが、この度、この病気の完全な 感染モデルの開発に世界で初めて成功しました。
    この成果は、2015 年7 月24 日発行のNature Communications 誌に掲載されました。
    Nature Communication はこちら
  • 2015.07.13
    実中研AET講習会のご案内
    第1回 マーモセット実技講習会を開催いたします。
  • 2015.07.06
    実中研は、小型霊長類であるコモンマーモセットを用いた再生医療等の高度先端医療の前臨床研究およびそのシステムの確立を行っています。 コモンマーモセットは、遺伝子改変動物も作出されており、様々なヒト疾患の研究に用いられています。このコモンマーモセットを用いた動物実験を適正かつ円滑に進めるための獣医師を募集します。
    終了いたしました。
  • 2015.06.16
    実験動物中央研究所は、公財)日本実験動物協会30周年記念式典において「感謝状」を頂きました。 実中研 野村龍太理事長は受賞者代表として挨拶しました。
    この成果は、2015 年7 月24 日発行のNature Communications 誌に掲載されました。
    日本実験動物協会HPはこちら
  • 2015.05.31
    実中研副所長兼研究部門長 伊藤守は、カナダのモントリオールで2015 Muhlbock野村賞を受賞しました。 Muhlbock野村賞は、前実中研理事長 野村達次を称え創られました)。
    この成果は、2015 年7 月24 日発行のNature Communications 誌に掲載されました。
    ICLASのHPはこちら
  • 2015.05.29
    実中研副所長兼研究部門長 伊藤守は、京都で開催された第27回 日本実験動物学会において 学会賞 「安東・田嶋賞」を受賞しました。「ヒト化マウス創出をめざした免疫不全マウスの開発研究とその歴史」受賞
    詳細はこちら
  • 2015.05.25
    試験事業部では、実験補助・動物飼育員管理観察員を1名募集します。
    終了いたしました。
  • 2015.04.15
    マーモセット研究部 佐々木えりか部長は「平成27年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞 (研究部門)」を受賞しました。
    詳細(文部科学省のホームぺージ)はこちら
  • 2015.03.23
    実中研 AETセミナー募集中
    第12回 (2015年度)Animal Experimentation Technologist(AET)セミナー 「動物実験技術者」養成講座 開催のご案内締切は4月15日(水)まで。
  • 2014.11.07
    慶應医学会総会にて第一回野村達次賞の授与が行われました。
    受賞者は慶應義塾大学医学部 微生物学免疫学教室 本田賢也先生で、研究内容は「Identification and isolation of potent immune modulatory bacteria from the gut microbiota」です。
  • 2014.10.08
    「日本の脳科学研究プロジェクト: マーモセットが貢献」 実験動物中央研究所でマーモセットの遺伝子改変研究を行っている佐々木えりか研究チームの貢献が掲載されています。
    詳細はこちら
  • 2014.09.12
    11月13日(木)インビボ実験医学シンポジウムを開催いたします。
    シンポジウム:13:00~17:00
    懇親会:17:00~19:00
    場所:学士会館 テーマ:「消化器疾患における動物モデルを用いた病態解明と治療への応用」
    詳細はこちら
  • 2014.09.10
    マーモセット研究部分子発生学研究室では研究技術員(テクニシャン)を2名およびマーモセット研究部管理支援室では、実験動物の飼育技術員2名を(できるだけ早い時期、応相談)に募集いたします。
    終了いたしました。
  • 2014.08.08
    実中研 理事 鍵山直子が第61回日本実験動物学会総会において、日本実験動物学会功労賞を受賞しました。
  • 2014.08.01
    8月11日(月)午後1時から4時まで実中研および隣接LiSEにて、「キング スカイフロント夏の科学 イベント2014」を開催いたします。最新テクノロジーロボット操作実演等があります。皆さま奮ってご参加ください。
    詳細はこちら
  • 2014.05.27
    実中研は、岐阜大学大学院連合獣医学研究科との間で、教育研究に関わる連携・協力に関する協定を締結しました。
  • 2014.05.13
    実験動物の感染症診断担当の技術・研究員を1名(新卒・正職員2015年4月1日採用)募集いたします。所属部署はICLASモニタリングセンターです。
    終了いたしました。
  • 2014.01.21
    菅 義偉内閣官房長官が実中研を視察されました。 共同研究者である慶應義塾大学医学部 岡野栄之教授が実中研 MRI室にて「革新的技術による神経回路 全容解明プロジェクト」について説明され、野村龍太理事長が「実中研の取組み」をお話しました。 また、福田紀彦川崎市長は実中研5階理事長室から殿町国際戦略拠点 キング スカイフロントおよび隣接する羽田空港について説明されました。
  • 2013.11.05
    第64会AALAS学会が2013年10月28日~10月31日米国メリーランド州ボルチモア市で開催されました。 10月30日には、野村達次前理事長の追悼講演を前ICLAS会長 Steven P Pakes氏 と弊所理事 鍵山直子が「Quality Animals Are Essential for Quality Research」セッション内で行いました。 ICLASでは、野村達次前理事長の貢献を高く評価し、最上位の表彰制度である Muhlbock賞をMuhlbock-Nomura賞に改名することを2013年6月理事会で決めました。
    詳細はこちら
  • 2013.11.01
    慶應医学会において、実中研 創設者である野村達次賞を創設いただきました。
    詳細はこちら
  • 2013.10.吉日
    実中研は、NOGマウスのアカデミア以外の供給業務をインビボサイエンスに委託します。
    詳細はこちら
  • 2013.09.25
    11月7日(木)インビボ実験医学シンポジウムを開催いたします。
    時間:13:00~17:00 シンポジウム
    17:00~19:00 親睦会
    場所:学士会館。
    テーマ:「がん疾患モデルを用いた発がん解明とがん医療への展開」
    詳細はこちら
  • 2013.09.17
    9月17日横浜市波止場会館にて開催された神奈川県主催の「神奈川県:中小企業向け定例企業セミナー」 において、黒岩知事の講演とともに実中研理事長 野村龍太は一般社団法人ライフイノベーション国際協働 センターメンバー企業としての取り組みについて講演しました。
  • 2013.08.01
    8月5日(月)13時からキングスカイフロント夏の科学イベント開催 対象は小中学校生、科学実験や暮らしに役立つサイエンスがいっぱいです。自由研究のヒントも! 多数のご参加をお待ち申し上げております。
    詳細はこちら
  • 2013.05.23
    ヒト化マウス国際ワークショップ開催
    第4回ヒト化マウス国際ワークショプが韓国ソウル市で9月30日(月)から10月2日(水)開催されます。 本ワークショップは弊所故野村達次理事長により創始された国際会で、 Bench to Bedside を具象することを目的にしております ヒト化マウスを用いて研究されている世界の研究者が一堂に会します。 多数のご参加をお待ち申し上げております。
  • 2013.04.03
    実中研 AETセミナー募集中
    第10回 (2013年度)Animal Experimentation Technologist(AET)セミナー 「動物実験技術者」養成講座開催のご案内締切は4月5日(金)まで。
  • 2013.03.21
    殿町地区研究機関を中心とする共同研究を開始 実中研は川崎市健康安全研究所及び埼玉医科大学と「新規ウィルスベクター昨出による再生医療におけるiPS 細胞研究の進展」を目的とした共同研究を開始する。 また、健康安全研究所とは、若手人材育成も視野に入れ、実験動物管理と感染症対策に関する共同研究所開始に向けて準備を進める。
  • 2013.03.01
    新理事長就任。 前理事長 野村達次の逝去に伴い、3月1日付けで 専務理事の野村龍太が理事長に就任しました 。
  • 2013.02.15
    弊所 故 野村達次理事長・所長 実中研 研究所葬「野村達次お別れ会」を執り行いました。
    ここに皆さま 方の生前の多大なるご厚情とご厚誼に心より深謝いたします。
    お別れの会 委員長 野村 龍太

Pick up

受賞

実中研は、第3回日本医療研究開発大賞 健康・医療戦略担当大臣賞を受賞しました。

AMED SCARDA

AMED SCARDAの「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」の小型実験動物のサポート機関として「感染症研究のための実験動物リソースバンクシステム」を作成し公開しています。

詳細はこちら

 

維持会ご案内

維持会では、実中研が行う実験動物の開発・改良、動物実験の質的向上、ならびに臨床医学の発展および新薬の開発に直接結びつくモデル動物の開発等に対し、維持会員から財政的な支援を得ると共に、会員に有用な情報を発信しています。

詳細はこちら

 

寄附のお願い

実中研は新たな医薬品・治療を待ち望む人々に貢献するため、より一層努力してまいります。実中研の理念・活動主旨にご理解・ご賛同をいただき、ご支援を賜りますようお願いいたします。

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